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奥のコーディネート、着物も帯も夏物です。

ご紹介 2019年6月30日

Vol.870

 

本日は、奥のコーディネート、

着物も帯も夏物です。です。

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

着物を装い素敵になり、

ほめられて笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの

山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

6月の最終日前、湿度が高く

小雨が降る梅雨期独特の

ジメジメした日の和装は

もう夏物をお召しください。

 

 

厳密に言えば本日、

6月30日までは、お単衣を

お召しになる日ですが

温暖化で暑くなる時期が

早くなりましたし、何と言っても

先取り(この時期に夏物では

余り先取り感は薄いです)がおしゃれ。

 

 

そんな日の奥のコーディネートは

絽(ろ)の生地の小紋に羅(ら)織の

袋名古屋帯です。

 

 

3本絽の生地は、3回横糸を

織った後に経糸をねじり

もう一度3回横糸を織ります。

 

 

経糸をねじった所に空間が出来

透ける織り方です。

 

夏物の着物地に一般的に

使われる生地となります。

 

4回に1回は、横糸が抜けるので

全体に軽くなり、見た目涼しそうに

見えますがシボが無いので

それ程でもありません。

 

 

その着物に羅(ら)組織で織り上げた

生なり色の無地袋名古屋帯を合わせました。

 

 

羅(ら)とは、搦み織(からみおり)、

または捩り織(もじりおり)とも呼ばれ、

夏の着物や帯になる絹織物です。

 

経糸(たていと)同士が平行にならずに

搦み合い、その間に緯糸(よこいと)が

入ることで通気性に富んだ透け感のある

網目状の織物になります。

 

 

 

帯揚げは、絽の生地に絞りで

ドットを染めた物。

 

 

帯〆は、墨色で組んだ夏物。

 

 

全体的に薄色のトーンでまとめ

帯〆を着物の柄色とリンクさせ

引き締めて見た目の涼しさを

演出してみました。

 

 

 

コーディネートなでお困りでしたら

お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

 

本日も、お読みいただきありがとうございます。

 

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