色々な柄のある伊勢型小紋。芥子（けし）縫いで刺繍紋をいれました。
ご紹介 2019年5月16日
ｖol.825
本日は、色々な柄のある伊勢型小紋。
芥子（けし）縫いで刺繍紋をいれました。です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を装い素敵になり、
ほめられて笑顔になる、
笑顔作りアドバイザーの
山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
伊勢型小紋は、武士の裃に
由来して今日に至りますが
柄によって色々な表情を
持っています。
関東人が好む面白い柄や
願いを込めた柄などもあります。
可愛い、やじろべい柄
健康を願い、大根におろし金の柄
福を呼び込む、招き猫柄
三代目尾上菊五郎が衣裳にした
よきことをきく柄
この様な柄の伊勢型小紋は
フォーマル着と言うより
おしゃれ着としてお召しになると
より良いと思います。
今回、刺繍紋を入れた七宝に花柄は
フォーマル着として、またお茶席にも
帯を変えればおしゃれ着にも
お召しになる様に芥子縫いで
刺繍紋を入れました。
お客様の紋が珍しい「二階笠」（にかいかさ）を
地色と同色の芥子縫いで入れました。
少し時間が掛りましたが
きれいな出来上りです。
写真撮る時に少しずれましたが
お仕立て上がりはきれいに合っています。
紋自体は余り目立ちませんが
お茶席では、紋が付いている
安心感を持てますし
おしゃれ着としてお召しになる時も
着やすくなります。
この様に伊勢型小紋は、
刺繍紋を入れる事でより
格式が上がりお召しになる
お場所を広げる事となります。
染処「古今」で伊勢型小紋の
語り部をしている田中誠さんが今月、
5月26日日曜日より28日火曜日まで
当店にお越しになります。
伊勢型小紋の歴史や魅力を
お聞きになりたいお方様は、
各日、10時30分、13時30分
15時30分よりお話が始まります。
また、日時を調整させていただきますので
当店まで一度ご連絡くださいませ。
電話0564-22-3259
なお、28日火曜日10時30分は
満席となりました。
本日も、お読みいただきありがとうございます。
