当店の「夏物・ゆかた」展に出品する「近江ちぢみ」着尺のご紹介です。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

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当店の「夏物・ゆかた」展に出品する「近江ちぢみ」着尺のご紹介です。

ご紹介 2025年5月12日

Vol.3011

 

 

 

本日は、『当店の「夏物・ゆかた」展に

出品する「近江ちぢみ」着尺のご紹介です。』です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今週の17日土曜日から20日

火曜日まで当店で開催する

「夏物・ゆかた」展。

 

 

 

そこに出品する品物のご紹介で

今日は、千切屋さんオリジナル

の「近江ちぢみ」着尺です。

 

 

 

 

「近江ちぢみ」は、近江商人の

活躍もあり手広く生産が行われて

いました。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

その為、近江の国の糸作りに加え、

能登や上州(現在の石川県・群馬県)

などの他国からも原料を仕入れていたのです。

 

 

 

石川県鹿島郡誌の記述によると、

元禄のころ(1688~1704年)に近江

の国が、江州縮布の原料を綛(かせ・

麻糸)として仕入れをしていた、とあります。

 

 

 

明治の頃より改良を重ねた「近江

ちぢみ」は、織り上げた生地を日本

で唯一の仕上げ技法にて揉みこみました。

 

 

 

それにより、独自の凹凸(おうとつ)形状

をもつ「シボ」を表現する仕上げ方法へ

と変革をとげたのです。

 

 

 

現在は、伝統技法の良さを守り

ながらも、新しい晒(漂白)、染色

仕上げ技術を取り入れています。

 

 

 

 

さらに質の高いデザイン性や感性

を備え、その時代を代表する上質

な麻織物を発信し続けてるのです。

 

 

 

 

高級品に使う蒟蒻糊加工を糸に

施し、竿干し乾燥など昔ながら

の製法を取り入れ創り上げられます。

 

 

 

天然繊維の麻のみが持つ、爽やかさ

肌ざわりと縮布独特の通気性に優れた

生地は軽く、さらさらとしたシャリ感。

 

 

 

 

また、清涼感もあり、まさに暑い

季節の夏のお召し物にピッタリ、

夏のおしゃれを快適にしてくれる一枚です。

 

 

 

 

 

また、ご自宅でお手入れ(洗濯)

が出来るのも汗をかく季節の着物

としては、嬉しい点です。

 

 

 

紗献上などを合わせて茶道の

お稽古着に、おしゃれ夏名古屋帯

を合わせて観劇やお食事会などに。

 

 

 

また、半幅帯を合わせてゆかた

代わりにお召しになる事も出来

る「近江ちぢみ」は、「夏物・

ゆかた」展に出品いたします。

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

 

 

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なら何でもご相談、承り必ず

最善のお応えをいたします。

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