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ブログ

上野先生の松竹梅柄の訪問着か?本格的京友禅の白梅紅梅の付下げか?

ブログ 2025年7月21日

Vol.3080    

 

 

本日は、『上野先生の松竹梅柄の訪問着か?

本格的京友禅の白梅紅梅の付下げか?』です。    

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

   

 

ご訪問ありがとうございます。  

 

 

 

先日の京都祇園祭、山鉾巡行見学

の後「羽衣千裳会」に参加して

いただいたお客様よりお問い合わせ。

 

 

 

上野為二先生の作品をお気に召して

お求めいただきましたが、最後に

見た「白梅紅梅」の着物が気になる、と。

 

 

 

そこで、急遽千切屋さんいご無理

を言って、当店までそれらの品物を

送っていただく事にしました。

 

 

 

で、お客様のご都合で昨日午後

ご来店いただき、両作品をご覧

いただいたのです。

 

 

 

 

上野先生の「松竹梅」をアレンジ

した先生の作風を突き抜けた感じ

の訪問着。

 

 

 

斬新な柄取りでありながら藍色一色

で染め上げた「松竹梅」が、クリーム色

と淡いグレー色の2色に地色にマッチしています。

 

 

 

刺繍も金箔の使わない先生の染め上げが

軽やかさを生み出し、お茶席は勿論

華やかなパーティー着に相応しい着物。

 

 

 

 

対して、墨色地に古典的な「白梅紅梅」

を本格的な京友禅と京刺繍で表した

八卦付き付下げ着尺。

 

 

 

もう、どなたがご覧になっても

上品な良い着物をお召しになって

いると思っていただける品物。

 

 

 

丸巻きで付下げ着尺と呼んで

いますが、衿にも柄付けされて

訪問着と同格です。

 

 

 

年明けから2月まで約二か月間

しかお召しいただけない「贅沢」

な着物となります。

 

 

 

上野先生の訪問着も白梅紅梅の

付下げ着尺も甲乙つけがたい

着物となります。

 

 

 

が、「松竹梅」柄の着物は、仕事

の良し悪しは、別にして結構な数

を見掛ける柄行です。

 

 

 

それに対して、「白梅紅梅」のみ

の柄行は、季節感が前面に出るので

余り見かけません。

 

 

 

 

そこが、お客様の心情を揺さぶる

所以だったようで、結論は「白梅

紅梅」の付下げ着尺をお求めいただきました。

 

 

 

ま、三桁のお買い物ですので、

少し冷静になられてからの

ご判断で当店も良かったです。

 

 

 

本日もお読みいただき 誠に

ありがとうございました。    

 

 

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