京都・祇園祭「山鉾巡行」見学と羽衣千裳会のご報告。
ブログ 2025年7月18日

Vol.3077
本日は、『京都・祇園祭「山鉾巡行」
見学と羽衣千裳会のご報告。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
昨日7月17日より24節気「小暑」
の末候で72候では、「鷹乃学習」
(たかすなわちわざをなす)
鷹の幼鳥が飛ぶ事を覚える時季、と。
そんな昨日は、お客様をお連れ
して京都・祇園祭の山鉾巡行見物
と羽衣千裳会に行ってきました。
朝から結構な雨に降られましたが
当店で帯の着付けをさせていただき
地元の駅に奥と共に送ったのが7時10分。
そこから順調に京都到着が9時1分
タクシーで目的の山鉾巡行見学
会場に着いた様です。
私は、後発で京都入りし、千切屋
さんの本社で行われる羽衣千裳会
会場に着いたのが12時30分。
そこから、待つ事1時間でお客様が
会社に到着、「お茶としたたり」で
一服した後、陳列会場にご案内。
こちらのお客様は、茶道歴60年
以上ですので、「やわらか物」
をご覧になられます。
ですので、カジュアルな「かたい物」
はご覧にならないので、ある意味
品物を絞り易いです。
そして、小紋着尺や小紋柄風の訪問着
などもパスなので純粋にフォーマルな
付下げや訪問着を広げます。
今までに訪問着など色々とお求め
いただいていますので、お手持に
ない柄行を探すのに苦労します。
が、茶屋辻模様を得意とされている
染色家「上野為二」先生の新作品が
古典柄ですが、モダンみのある訪問着。
それを、ご覧になられ着付けを
すれば、大変お似合いで申し分
ありません。
そして、それに合わせる袋帯の
選品に、「あーでもない、こー
でもない」と時間が掛りました。
ですが、お客様ご自身でお選び
になられた墨色地袋帯が、古典
柄ですがモダン味があります。
それを訪問着に合わせれば
とっても良く合い、お互いが
それぞれを高め合う関係性に。
その後、お単衣仕立にする
コート地もお気に召して
お求めいただきました。
ロビーでお茶をして千切屋さん
の玄関で返り支度をしている
とお土産に「薙刀鉾」のちまきを。
お客様も当店も今日最も喜んだ
ひと時となり、より一層ご満足
いただけました。
そして、22時過ぎに無事ご自宅
にお送りして、長くて充実した
一日が終わったのです。
本日もお読みいただき 誠に
ありがとうございました。
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