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ちょっと、よそ行き?な小紋着尺のご紹介です。

ご紹介 2022年3月3日

Vol.1843

 

 

 

本日は、「ちょっと、よそ行き?な

小紋着尺のご紹介です。です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートする「いちこし」です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

先日のゴルフのプレー翌日より

左ひざが痛くなり、階段を降りる

のにひと苦労している山脇寿人です。

 

 

 

 

今日3月3日は、「上巳の節句」と

「桃の節句」で女の子の健やかな

成長を願う伝統行「でひな祭り」ですね。

 

 

 

そんな日は、縁起のよい松を

デザイン化し飛び柄にした

小紋着尺のご紹介です。

 

 

 

松は、常緑樹で1年中青いため

「永遠の命」の象徴です。

 

 

 

 

また、松の中には樹齢数千年

というものもあり、不老長寿

と結びつけられるため、縁起

が良いとされているのです。

 

 

 

 

 

そんな松を六角形の亀甲の形に

デザイン化しています。

 

 

 

 

この亀甲、文字通り亀の甲羅

を表した文様で「鶴は千年、亀は万年」

と言われる長寿吉兆の縁起の良い柄。

 

 

 

 

松と亀甲、2種類の吉祥文様

を表していますので、縁起が

2倍良くなりますかな?

 

 

 

 

 

それは、兎も角として白生地に

糊で柄の型を置いてからこげ茶色

に「引き染」をします。

 

 

 

この「引き染」、約13mの白生地

の両端を張り木で挟み、伸子で

引き伸ばし、生地を張ります。

 

 

引き染の為、反物の端が染まっていません。

 

 

 

そこに「引き刷毛」と言われる

専用の刷毛に染料を含ませて

一気に染めていきます。

 

 

 

温度・湿度の気象条件や染める速さ

染料の乾くスピードなどで染めムラ

が出来やすい難しい染め方です。

 

 

 

ですが、「たき染」(染料の入った

釜に白生地をつけて染める方法)では

出ない、何とも言えないコクの

ある色に染まります。

 

 

 

その後、糊を洗い流して柄の所

を染色・金彩加工し、水洗い・蒸し

の工程を経て、反物が完成します

 

 

 

完成までに数人の職人の技が

結集した小紋着尺。

 

 

 

 

勿論、ちょっと、よそ行きの着物で

お召いただくほかに道中着として

フォーマルなお召物の上に

羽織られても良いでしょう。

 

 

 

良い和服が出来る事、間違い

ありません。

 

 

 

それにしても、膝が痛くて

正座がしづらいです😭

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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