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今日、9月1日より秋口模様のディスプレイになった訳とは?

ご紹介 2021年9月1日

Vol.1666

 

 

 

本日は、「今日、9月1日より秋口模様の

ディスプレイになった訳とは?」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」を応援!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日9月1日は、我々和装に

関わっているものにとって

衣更えを迎えて、さあ秋本番

に入る大切な日。

 

 

 

 

今までの暑い夏を何とか

乗り切って、和服の実需期

に突入する感覚。

 

 

 

と、数年前までは心新たに

臨んでいました。

 

 

 

幸い今日から30度を超える

日は、少なそうですが、

それでも、お単衣の着物をお召し

になるには、気が重くなりそう。

 

 

 

そんなときは、衣更えを

気にすることなく、夏物を

お召しになる事をお勧めします。

 

 

 

ですが、当店の設えは少し

替えて、秋口模様としました。

 

 

 

のれんは作家物の秋に思わせる

濃い色地のものを、額は金彩

工芸士の荒木泰博氏の「りんどう」。

 

 

 

 

こちらも、秋を思わせる栗色の

地色にりんどうが静かに咲いています。

 

 

 

ディスプレイは、青緑地に

葵の葉を飛び柄で表した

千切屋さん誂えの加工着尺。

 

 

 

 

 

そして、帯は美術工芸「啓」さんが

「工芸こはく」さんと共同で誂えた

名古屋帯。

 

 

 

「押し本漆本金箔・生引き糸」

と帯に織り出されています。

 

 

 

 

 

押し本漆本金箔とは、

箔使い仕様に漉いた土佐和紙を

使い、箔押し漆を和紙に塗り

本金箔を張り、引き箔としている

という事。

 

 

 

絹糸は、一般的な乾繭からでは

なく、生繭から引いた生引き糸を

使用しています。

 

 

 

生引き糸は、あのフランスの

高級ブランド・エルメスが

スカーフに使う最高級絹糸です。

 

 

 

秋口模様のディスプレイは、

和装、特に着物はご注文を

いただいてから、お納めする

のに最低2週間は掛かるからです。

 

 

 

パールトーン加工や紋入れ

八掛の別染など別加工がある

と更に2週間ほど掛かります。

 

 

 

ですので、今お買上いただいても

お召いになる事が出来るのは

2~4週間後となるのです。

 

 

 

そんな訳で本日、9月1日より

秋口模様の当店となりました。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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