3月28日は「三つ葉の日」三つ葉と言えば「三つ葉葵」の紋、紋の入れ替えにはりつけ紋のご提案。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

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3月28日は「三つ葉の日」三つ葉と言えば「三つ葉葵」の紋、紋の入れ替えにはりつけ紋のご提案。

ご紹介 2021年3月28日

Vol.1508

 

 

本日は、「3月28日は「三つ葉の日」三つ葉と言えば

「三つ葉葵」の紋、紋の入れ替えにはりつけ紋のご提案。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

貴女とお場所に合った最適和装をご提案!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

 

今日は、3月28日「三つ葉の日」

み(3)つ(2)ば(8)の語呂合せ。

 

 

 

 

 

当店のある三河地方で

三つ葉と言えば、徳川様の紋処

「三つ葉葵」を思い起こします。

 

 

 

 

紋と言えば、先日のお客様は

黒紋付に袴すがたで仕舞いを

されている男性。

 

 

お借りしました。

 

 

 

その黒紋付の着物と羽織の

紋を入れ替えたいとのご要望。

 

 

 

 

 

白生地を黒に染める為には

そのまま黒い染料で染める

のでは無く、別の色に染めて

からとなります。

 

 

 

 

30年ほど前では、「紅下」と

言われる一度赤い色に染めてから

黒に染めていました。

 

 

お借りしました。

 

 

 

こうすると、経年変化で

黒が段々と赤黒くなって来ます。

 

 

 

 

それが良くないので、それ以降は

「藍下」と言われる、青色を

染めてから黒にしました。

 

 

お借りしました。

 

 

 

そして、必ず紋を入れる場所を

染めないで白く残して置きます。

 

 

 

これを「石持ち」(こくもち)と

言いますが黒く染めたものは

黒色が綺麗に抜けないのです。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

その為、黒留袖や喪服などは

予め石持ちにしておきます。

 

 

 

男性の黒紋付は、羽二重の

生地を使うので紋の入れ替えは

殆ど不可能です。

 

 

 

ま、無理をしてすれば出来る

と思いますが、生地は傷みますし

きれいな仕上がりとなりません。

 

 

 

 

でも、紋の入れ替えを

ご希望でしたので、今

付いている紋の上から

シールでひっ付ける

「はりつけ紋」をご提案。

 

 

 

 

 

そしたら、ご自分で紋を

デザインするからそれで

作ってとご注文を受けました。

 

 

 

 

 

で、出来たのがこちら。

そして、ご来店の時に

貼り付けさせて貰いました。

 

 

 

 

 

 

金額的にもそんなに掛からず

お客様も大満足で当店を後に

されました。

 

 

 

私も「はりつけ紋」の事は

承知していましたが、実際に

取り扱うのは、初めてでした

ので大変勉強になりました。

 

 

 

 

黒留袖や喪服で紋の

入れ替えをご希望でしたら

この様な方法もありますよ。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

それにしても徳川家康の産湯の

井戸がある岡崎公園は、昨日

花見客で大変な人出だった様です。

 

 

 

大丈夫かな?

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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