映画「日々是好日」の和装が秀逸。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

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ブログ

映画「日々是好日」の和装が秀逸。

ブログ 2020年6月9日

お借りしました。

 

 

 

Vol.1214

 

 

 

 

本日は、「映画「日々是好日」の和装が秀逸。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

 

最適な和装で笑顔あふれるご提案!

貴方の和装・お助けマン

山脇寿人です。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

昨日は、定休日。

ま、今は毎日が定休日

みたいなものです。

 

 

 

 

それだけ、和装は華やかな

特別な日にお召いただく

衣装なのでしょう。

 

 

 

 

 

普段着でも和服をお召しになると

特別感が出て、近所の目を

気にするお客様がおられます。

 

 

 

 

そんなお休みの日でも

しなければならない仕事が

あります。

 

 

 

それがことの外、スムーズに

進み2時間ほど時間が空きました。

 

 

 

 

ウーン、何をしようか

本を読もうとしましたが

眼が斜位ですので細かい字を

読むと非常に疲れます。

 

斜位の記事はこちらを

 

 

 

 

本は、斜位用のプリズムメガネが

出来てから読むことにして、

アマゾンで映画を観る事に。

 

 

 

 

うーん、何を観ようか?

選んでいると飛び込んできたのが

樹木希林さん最後の出演映画

「日日是好日」(にちにちこれこうじつ)。

 

 

 

 

主人公、典子(黒木華)が

20歳の時、母親に勧められて

茶道のお稽古を従妹の美智子

(多部未華子)と始めます。

 

 

 

 

勿論、先生は武田(樹木希林)。

 

 

 

茶道を始めてから24年の

歳月に起こった出来事を

映像化してゆきます。

 

 

 

 

 

就職試験に落ちたり、

結婚寸前の彼の裏切りが

発覚したり、一人暮らしを

したり、父親が急死したり。

 

 

 

 

どちらかと言うと地味で

幸に薄い女性。

 

 

 

 

 

戌年だから犬の絵柄の

お茶椀を用意するさまに

12年に1度しか使えない事に驚き。

 

 

 

 

季節を先取りしたお菓子の

模様も楽しく。

 

 

 

 

また、季節によって同じ

お座敷の設えが変わる事も

興味深い。

 

 

 

 

 

内容にも関心がありますが

呉服屋としてどうしても

和装に目が行ってしまいます。

 

 

 

 

黒木華さんは年齢に

添った和装で段々と落ち着いた

出で立ちとなって行きます。

 

 

 

 

また、髪形なども年相応に変化。

 

 

 

希林さんも茶道の先生らしい

着物にそのお場所に合った帯。

 

 

 

自宅でのお稽古は、江戸小紋に

染帯をお茶会などでは、

無地一つ紋付着物にそれなりの

帯を締めていました。

 

 

 

 

 

着物に着られるのではなく

着こなしがユッタリしていて

如何にも着物慣れしている感じ。

 

 

 

 

 

ま、若い人には出来ない

お年相応であんな風に装えたらと

思わせる纏い方です。

 

 

 

 

 

 

最後に武田先生が典子に

「あなたも教えなさい。

教える事で教わる事が

いっぱいあります」。

 

 

 

と、心理を突いた一言で

幕を閉じます。

 

 

 

何とも穏やかな余韻を

残してエンドロール。

 

 

 

 

「日々是好日」に「一期一会」して

良い時間を過ごしました。

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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