「間違いだらけの きもの選び」知っていますか?6つのポイントその4。
ご紹介 2018年5月13日
![結婚式の呉服](https://www.ichikoshi.com/wp/wp-content/uploads/2017/01/kekkonshiki_img.jpg)
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、
人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、「間違いだらけの きもの選び」知っていますか?6つのポイントその4。です。
その4、着用のお場所ときもの選び。
すっきりと格好よい個性をお持ちの方は、小物などで女性らしさをプラスすると、一層素敵になります。
逆に、可愛らしいものがお似合いになる方は、若々しい可愛さを残しつつ、シルバーや白、
紺や水色などのモダンさや格好よさを出しやすい色を取り入れるとよいでしょう。
どんなふうに自分をプロデュースしたいかによって、コーディネートの方向性が変わってきます。
例えば、年下の方や、同僚や友人などの女性の多い集まりでは、凛とした格好よさや、
一歩先を行くようなお洒落さが素敵に映ります。
ご自身より年配の方や、男性の多い場所には、女性らしいやわらかさや、
さりげない可愛らしさを取り入れると、好印象です。
また、母や妻としてなら上品な優しさや落ち着きが必要ですが、
上司や経営者としては頼もしさや、品格、豪華さが必要になります。
ご自身が今、どの位置にいてどの様な関係性の集まりなのか、
どの様な方々がどんな場所に参加されるのかを把握した上で
きものや帯を決める事は、とても重要です。
ある高級料亭で開かれた催しに、誘われて参加さてた方が、
小紋のきもので出向いた時、他のお客様は皆さん付下げや訪問着をお召しに
なられていそうです。
それを見た瞬間、一刻でも早くこの場所から逃げ出したい気持ちになられたと
おっしゃっていました。
この様に、場違いの装いをしてしまうと折角、楽しもうとしていてもその事が
気になって心の余裕が無くなり楽しめなくなります。
また、あるお茶の先生はお茶会に誘う時は、そこがどんなお場所で
どの程度のきものを着用する事が望ましかをお話をしてからお誘いになるそうです。
この様にお召しのお場所ときもの選びは、大変大切です。