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今日8月11日は、山の日」染め屋さんで呉服の値段は違うのです。

ご紹介 2022年8月11日

Vol.1998

 

 

 

本日は、今日8月11日は、山の日」

染め屋さんで呉服の値段は違うのです。です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日8月11日は「山の日」

“山に親しむ機会を得て、

山の恩恵に感謝する”国民の祝日。

 

 

 

「海の日もあるなら山の日も」

ということで制定運動が起こり

お盆前の8月12日とする予定

だったが、日航123便墜落事故

と同じ日であるとして反対されます。

 

 

 

そこで8月11日とし、8月11日と

いう日附に特に意味はない。との事。

 

 

何の事は無く、国民の祝日が

いち日、増えたんですね(笑)

 

 

 

和装で山の柄と言えば「遠山」

遠くに見える山並みの重なり

合った様子を文様化したもの。

 

 

 

 

特に和装では、険しい山では

なく、大和絵風の丸みのある

なだらかな半円形の稜線で

山裾をぼかす事が特徴。

 

 

 

もう、15年ほど前の事ですが

塩瀬地で遠山がひとつ描かれた

染名古屋帯がありました。

 

 

 

 

その当時でも結構なお値段

でしたが、地色や遠山の形、

箔の色とぼかし加減、遠山の

中の一本の線などなど。

 

 

 

その出来栄えが素晴らしく

思わず手に入れてしまいました。

 

 

 

でも、ほどなくして販売が

出来たので、安堵した事を

覚えています。

 

 

 

そこからの出来事が衝撃で

一生忘れる事は無いでしょう。

 

 

 

この染帯の出来が余りのも

素晴らしいのですが、余り

にも高価だったので一計を

案じたのです。

 

 

問屋さんに染め屋さんを

替えて、もう少し安価に

出来ないか?と相談。

 

 

 

それならばと、別の染め屋

さんで少し差し色(この場合

遠山の中の一本線)を変えて

別誂えする事としました。

 

 

 

30~40日後、出来上がった

染帯を見て、ビックリ!

 

 

 

何とも、似ても似つかない

染帯が出来上がって来たのです。

 

 

 

地色や柄は、同じようには

染められていますが、全体の

雰囲気がまるで違うのです。

 

 

 

同じ京都でプロの染め屋さん

がこんなにも違う印象の品物が

出来るとは、目が点になるほど。

 

 

 

やはり、値段はただ付いている

のではなく、それ相当に付いて

いる事を痛感したのです。

 

 

この様に呉服物は一見、高価に

見えますが、それ相当の手間が

掛かっての値付けなのです。

 

 

ま、先程の染帯もお求め

いただけるお客様があった

ので、良かったです。

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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