今日5月21日より72候では、「蚕起食桑」生糸の値段が上昇当店も裏地類の値上げを検討中? | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

呉服のいちこし

0564-22-3259

ブログ

今日5月21日より72候では、「蚕起食桑」生糸の値段が上昇当店も裏地類の値上げを検討中?

ブログ 2022年5月21日

Vol.1918

 

 

 

本日は、「今日5月21日より72候では、

「蚕起食桑」生糸の値段が上昇

当店も裏地類の値上げを検討中?」です。

 

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

昨日のドラゴンズ、初回に左腕エース

大野雄大が満塁本塁打を浴び

借金2となり、大心配な山脇寿人です。

 

 

 

 

今日5月21日より24節季では

「小満」、72候では「蚕起食桑

(かいこおきてくわをはむ)」。

 

 

 

「小満」は、 立夏から数えて15日目頃。

陽気が良くなって、万物の成長する気が

次第に長じて天地に満ち始めることから

小満といわれています。

 

 

 

 

 

当店の仕立屋さんからいただいた

あじさいも蕾を付け始めました。

 

 

 

「蚕起食桑」は、蚕が桑の葉を

盛んに食べ始める時季、と。

 

 

お借りしました。

 

 

大正から昭和初期にかけて日本の

輸出の主力製品といえば、絹でした。

 

 

 

品質のよい「ジャパンシルク」は

高値で取り引きされ、世界市場の

6割を占めていた時もあった様です。

 

 

 

ピーク時には日本中に1800社以上

もあった製糸工場でしたが、現在

ではわずか7社しか操業していません。

 

 

 

 

 

原料である繭を作る養蚕農家も

昭和4年には約220万戸でしたが、

現在は東日本を中心に500戸ほどにまで減少。

 

 

 

日本人の和装離れが進み、シルク(絹)

そのものの需要が減ってしまったこと、

中国からの安くて良質な輸入品に押され

ていることなどが原因だ、そうです。

 

 

 

 

 

養蚕農家の高齢化も進み、70歳以上

の農家が大半だとされ、新規参入や

復活農家も極めて少なく、日本の

シルク(絹)業界は危機に瀕しています。

 

 

 

 

そのシルクの輸入先も中国から

ブラジルと変わりましたが

このコロナ禍で輸出が減少。

 

 

 

 

 

世界的にシルクの需要が落ち

あの「エルメス」でさえ一時期

生糸の購入を控えたそうです。

 

 

 

そうなると、作っても売る先が

無く、当然操業を縮小せざる

を得なくなります。

 

 

 

それが、今の生糸の高騰となり

和服の動きが鈍いのに、値段

だけ高くなっているのです。

 

 

 

特に裏地類は、付加価値が

つきにくく、生糸の値段が

もろに製品に反映します。

 

 

 

そんな訳で、当店の様な小さな

小売店の努力も限界に近づいて

来ています。

 

 

 

近いうちに裏地類の値上げを

検討していますので、そうなる

前にお求めいただく事をお勧めします。

 

 

 

 

それにしてもドラゴンズ、大島、

木下のレギュラー陣が戻り今後に

期待したいですね(笑)

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

記事一覧に戻る

先頭へ

Copyright (C) ICHIKOSHI All Rights Reserved.