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ブログ

地球の温暖化で和装のお召し方も変わります?

ブログ 2022年4月18日

Vol.1887

 

 

 

本日は、「地球の温暖化で和装の

お召し方も変わります?」です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

昨日は、掛り付け薬局、社長の

薬剤師で長女の婿殿が、私の体調

不良を心配して訪問してくれた事が

嬉しかった、山脇寿人です。

 

 

個人的に薬剤師を抱えている

様で、心強く思っています。

 

 

 

そんな、昨日は明日より当店で

催す「お単衣・夏物・ゆかたの会」

の設営と品物の陳列を行いました。

 

 

 

 

 

 

1980年代より二酸化炭素による

地球の温暖化が顕著になり始め、

各国の政策や世論に影響してきました。

 

 

 

 

元々、和装では「袷・お単衣・夏物」

そして「ゆかや」をお召しになる

時期がはっきり決まっていたのです。

 

 

 

お借りしました。

 

 

「袷」は、10月1日より翌年の

5月31日まで、「お単衣」は、

6月と9月のひと月間、7月8月が

盛夏と言って夏物でした。

 

 

 

それに合わせる帯は、「袷」

時期は袋帯でも名古屋帯でも

袷用を締めれば良いのです。

 

 

綴れ織り帯、お借りしました。

 

 

「お単衣」時期は、「先取り」

を良しとしていましたので、

6月の初旬は、綴れ織りや塩瀬の

染帯をし15日以降は夏物を

お勧めしていました。

 

 

 

絽織夏帯              紗織夏帯

 

 

また、7月は「絽織」か「紗織」

の帯を8月になるとか「羅織」を

締める事が出来たのです。

 

 

羅織夏帯、お借りしました 

 

 

そして、一番難しいのが9月、

秋に向かうので、夏帯では遅く

なり、綴れ織りの名古屋帯を

お勧めしていました。

 

 

 

 

ですが、ここ数年の暑さと

言ったら尋常では、ありません。

 

 

 

来週後半より始まるゴールデン

ウイークには、もう夏の様な

暑さや日差しの日があります。

 

 

 

そんな時に決まりだからと

「袷」をお召しになることは

酷というもの。

 

 

 

見ている方にも暑さが伝わって

しまいます。

 

 

 

季節感に厳しい「茶道」の先生

が、4月でも暑い日であれば

長襦袢だけでも夏物をお召しに

なられます。

 

 

 

 

また、今年は中止となりましたが

毎年、連休中に岡崎公園で行われる

「市民茶会」での先生たちの多くも

「お単衣」をお召しになっています。

 

 

 

 

そんな風にその日の天候や

気温に合わせた和装をされる

ほうが、理にかなっています。

 

 

 

 

 

また、「ゆかた」は、夕方より

お召しになる物でした。その為

邦楽の師匠たちは、絽目になって

いるゆかた地を昼間より着用。

 

 

綿絽ゆかた地

 

今では、そんな事には関係なく

昼間より堂々とお召しで、それで

良いと思われます。

 

 

 

こんな風に気候や時代に合わせた

和装で楽しんでいただければ

良くなったのは、良い事と思います。

 

 

 

それにしても婿殿のアドバイス

的確で、今後の参考になりました(笑)

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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