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貰われた男物本場大島紬のお仕立てを無駄のない様に承った訳とは?

ご紹介 2022年2月13日

Vol.1825

 

 

本日は、「貰われた男物本場大島紬の

お仕立てを無駄のない様に承った訳とは?」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」を応援!

貴女の和装のお助けマン、山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

先日ご来店のお客様は、貰われた

男物本場大島紬・茶色と藍色を

1疋づつお持ちになられました。

 

 

地球印の証紙は、奄美大島で作られたもの

 

 

1疋とは、着物2枚分の生地の

事で男性用では、これで着物と

羽織をアンサンブルとして作る

事がスタンダード。

 

 

 

 

 

こちらのお客様は、奥様の

お母様が当店のお得意様で

亡くなられたお父様の藍色

大島紬ひと揃えを息子さんに

仕立替えをさせていたことが

あります。

 

 

 

そして今回は、茶色と藍色の

大島紬をご主人と息子さんに

仕立を依頼されたのです。

 

 

 

茶色は、年配向きの色なので

ご主人に、藍色は、若者向きの

色なので息子さんに、と。

 

 

 

 

でも、息子さんには、お父様の

藍色大島をひと揃えを仕立て替え

させていただいています。

 

 

お借りしました。

 

 

そこで、息子さんに同じ物を

作る必要がない事を進言。

 

 

 

そして、藍色大島で奥様の

着物を作られる事をお勧め

しました。

 

 

 

もう30年ほど前になりますが

着物好きなお客様、お二人が

1疋の男物藍色本場大島紬を

半分にして着物2枚を作った

事がありました。

 

 

 

これが、中々おしゃれな着物

になり、帯が映えるとお二人

とも喜ばれたのです。

 

 

 

奥様用の着物の八掛色。

 

 

その事をお話して藍色大島紬は

奥様の着物を作る様になりました。

 

 

 

 

ですが、もう一枚着物が出来る

生地が残ります。これをご主人の

羽織にお勧めしました。

 

 

 

 

最近の男性の着物姿では、

着物と羽織が同柄のアンサンブル

より、違う色柄をお召しになる

傾向にあります。

 

 

 

ですので、茶色の着物に藍色の

羽織を合わしてお召しになる。

 

 

 

そうすれば、バリエーションが

増えて、お召しになるにも

張り合いが出ます。

 

 

 

そんな事をお勧めして喜んで

当店を後にされました。

あー、お仕立て上がりが

楽しみです。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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