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今日から72候では、「黄鶯睍睆」。「うぐいす」と言えば「梅」、「梅文様」いろいろ。

ご紹介 2022年2月9日

お借りしました。

 

 

Vol.1821

   

 

 

本日は、「今日から72候では、「黄鶯睍睆」。

「うぐいす」と言えば「梅」

「梅文様」いろいろ。」です。

   

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

服の貴女が「褒められる」を応援!

貴女の和装のお助けマン、山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。  

 

 

 

今日から72候では、「黄鶯睍睆」

(うぐいすなく)、早春、うぐいす

が山々で鳴き始める時季。

 

 

お借りしました。

 

 

うぐいすは、別名「春告鳥」とも

呼ばれるほど、日本人にとって

その鳴き声「ホーホケキョ」は

春の到来を感じさせます。

 

 

 

また、うぐいすと言えば「梅」!

「梅にうぐいす」は切っても

切れないほどの間がら。

 

 

 

早春の風に「梅」の雨酸っぱい

香りが漂ってくるようです。

 

 

 

和装で「うぐいす」の柄付けは

非常に稀で私の呉服人生でも

あまり見かけた事がありません。

 

 

ま、「うぐいす」と言うと春の

限られたいち時期しか、お召し

いただけないのでかも知れません。

 

 

 

 

それに比べ「梅」は、和装で

よく使われる柄行。紋の種類も

多くあります。

 

 

 

元々梅は、中国原産の花木で

奈良時代初期に日本に入って

きました。

 

 

 

 

厳冬の中で他の花に先駆けて

咲く梅は、逆境に耐える人生

の理想とされ、縁起の良い花

として愛されたのです。

 

 

 

多彩な梅模様は、単独で花だけ

を形どったり、枝付きの梅まで

バリエーションは豊富、また

ほか様々なモチーフと組み合わ

されて広く使われています。

 

 

 

梅の花弁を重ね、中心から

回転を掛け、捻じれさせた

「捻梅」(ねじうめ)。

 

 

梅の花を裏から見た状態を

文様にした「裏梅」(うらうめ)。

 

 

 

 

小さな花びらを重ねて文様に

した「八重梅」(やえうめ)。

 

 

お借りしました

 

 

梅の枝に積った雪を文様に

した「雪持ち梅」、梅の花を

円形に構成した「梅の丸」などなど。

 

 

お借りしました。

 

また、一年中緑を絶やさない「松」

寒中でも真っすぐに伸びる「竹」

早春に花を咲かせる「梅」この

3種類を「歳寒三友」(さいかんさんゆう)

と言い、尊びます。

 

 

 

お借りしました。

 

 

このことから、「松竹梅」文様は

吉祥文様の代表的な柄と言えます。

 

 

 

コロナ第6波のこんな時期ですが

早く大々的に吉祥模様の和服を

着られるようになると良いですね(笑)

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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