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今日9月9日は、「菊の節句,重陽の節句」和装で菊の意匠のご紹介。

ご紹介 2021年9月9日

Vol.1674

 

 

 

本日は、「今日9月9日は、「菊の節句,重陽の節句」

和装で菊の意匠のご紹介。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

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貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

今日9月9日は、「菊の節句,重陽の節句」

奇数は陽の数であり、陽数の極である

9が重なることから「重陽」と呼ばれる。

 

 

 

 

陽の極が2つ重なることから

たいへんめでたい日とされ、

邪気を払い長寿を願って、

菊の花をかざったり酒を酌み

交わして祝ったりしていた。との事。

 

 

 

奈良時代から平安時代に

かけて、中国から伝わった

菊は、長寿を象徴する

代表的な植物です。

 

 

 

宮中では、平安時代より

9月9日は「重陽の節会」が

催され、「菊酒」を飲む

ことが定着したようです。

 

 

日本の文化に根付いた菊は

和装にもよく使われます。

 

 

お借りしました。

 

 

 

秋に咲く菊ですが、現在では

年中見る事が出来、季節感が

無くなりました。

 

 

 

その事もあり、和服の柄行と

して、よく見られます。

 

 

 

菊を様々に意匠化して

使うようになったのは

江戸時代からで、能衣装

などにも残されています。

 

 

 

 

一般的には、写実的な文様が

多く観られます。

 

 

お借りしました。

 

 

光琳菊(万寿菊)は、菊の

花の形を丸く簡略化したもの

寿命の長久を祝って万寿の

字を当てました。

 

 

お借りしました。

 

 

 

江戸時代の琳派によって

様式化され洗練された美しさ

を持つ事から能衣装や小袖にも

用いられ現在に繋がっています。

 

 

 

乱菊は、菊の花びらを大きく

長くして乱れ咲いた様子を

文様化しています。

 

お借りしました。

 

 

花先が大きく上向く事から

より一層目立させたい時に

効果的な意匠です。

 

 

 

菊の文様は、桃山時代に入ってから

より華やかに表現される様に

なりました。

 

 

 

菊水は、菊の花に流水を組み

合わせた柄で、菊花の宴に

ちなんだ延命長寿のめでたい

文様として愛好されました。

 

 

 

お借りしました。

 

 

一輪の菊が流水に半分浸かった

文様は家紋にもなっています。

 

お借りしました。

 

 

八重菊を図案化した菊紋である

十六葉八重表菊は、天皇および

皇室を表す紋章で、それほど

菊は日本と深く係わりがあるのですね。

 

 

お借りしました。

 

 

 

さー、重陽の節句をお祝いして

今日もお酒をいただきます。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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