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今週の大和言葉は「おくゆかし」。和装で「おくゆかし」に魅せる所作とは?

ご紹介 2021年8月8日

Vol.1642

 

 

 

本日は、着物手帳、今週の大和言葉は

「おくゆかし」。和装で「おくゆかし」

に魅せる所作とは?」です。

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」を応援!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

着物手帳、今週の大和言葉は

「おくゆかし」(奥床し)。

 

 

 

お借りしました。

 

 

「ゆかし」は、心の行きたい所

を指し、知りたい、見たいの意。

 

 

 

そこに「おく」がついて

「深く知りたい」となり

慎みがあり上品で好ましい

女性を形容する様になった、との事。

 

 

 

また、慎みとは、控えめに振る

舞う事、慎み深い人は必要以上に

注目を浴びようとはしない様です。

 

 

 

 

 

正に「おくゆかし」は、和装の

女性にピッタリの言葉ですね!

 

 

 

着物をお召の時におくゆかしく

魅せる最低限の立ち居振る舞いや

所作があります。

 

 

 

 

歩く時は、背筋を伸ばし

歩幅はやや小さく足は内股に。

 

 

お借りしました。

 

 

 

手の指先は揃え上前を抑えられる

ようにバッグは左手で持ちます。

 

 

 

また、足は蹴るのではなく

足裏を地面に平行に移動させ

ながらスッと足を伸ばします。

 

 

 

 

 

タクシーなど車に乗る時は、

手荷物をシートに置いてから

シートの端に腰を掛けます。

 

 

お借りしました。

 

 

上半身を車内に入れてから

腰を軸として揃えた足を

上げて乗り込みます。

 

 

 

 

 

また、車内ではお太鼓が

つぶれない様に背にもたれないで

浅く腰かけて取っ手で身体を支えます。

 

 

 

下りる時は、乗り込む時の

逆の順序です。

 

 

 

 

 

階段の上り下りの時は

右手で上前を少しつまんで

裾を持ち上げます。

 

 

 

高い所のものを取る時や

乾杯などで手を挙げる時は

必ず反対の手で袖口を持ちます。

 

 

お借りしました。

 

 

 

また食事中、腕を伸ばすと袖が

テーブルの上に来ます。

 

 

 

その時、たもとがお皿やグラスに

当たらない様、もう片方の手で

袖口付近を押さえます。

 

 

 

着物姿は周囲から視線を

浴びます。どうせなら

美しくかっこよく見られたい。

 

 

 

 

所作を知って、少し意識する

だけで、おくゆかいしく

魅ていただけます。

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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