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昨日より72候では「虹始見」色彩感覚豊かな日本人に虹は、7色。

ブログ 2021年4月16日

Vol.1527

 

 

本日は、「昨日より72候では「虹始見」

色彩感覚豊かな日本人に虹は、7色。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和装の貴女が「褒められる」最適品をお勧めいたします!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

作日4月15日より72候では

「虹始見」(にじはじめてあらわる)。

雨の後に虹が出始める時季、とあります。

 

 

お借りしました。

 

 

 

春の深まりとともに空気が

潤い、雨上がりに綺麗な虹が

見られるようになりますね。

 

 

 

 

日本で虹といえば赤、橙、黄、

黄緑、緑、青、紫の7色ですが、

アメリカなどでは一般的に

6色といわれていている様です。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

また、国や地域によっては

5色、3色、2色というところも。

 

 

 

日本人は、元々色に繊細なの

かもしれません。

 

 

 

 

 

 

その証に平安朝の女性が

纏った十二単と言われる

装束は、何枚もの衣装を

重ねています。

 

 

 

そこに、四季折々の自然を

感じさせる色を重ねているのです。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

 

重ねた装束の衿元や袖口、裾

などに表れる流れるような

色の調和は日本人独特かと。

 

 

 

 

一昨年9月に急逝された

吉岡幸雄先生の「日本の色辞典」には

春夏秋冬の「襲の色目」(かさねのいろめ)

見本が載っています。

 

 

 

 

 

その美しくも襲の色たちは

何とも言えない妙味を感じます。

 

 

 

春                       夏

 

 

秋                     冬

以上5点、日本の色辞典より

 

 

 

 

また、聖徳太子が制定した

「冠位十二階」には、位を

表す色彩があります。

 

 

 

 

皇室や僧侶は、行事や位に

よって纏う装束の色が細かく

決まっているのです。

 

 

 

 

 

 

一番高貴な色、「紫」だけでも

「深紫(黒紫)」「帝王紫」(貝紫)

「古代紫」(京紫)「江戸紫」

などなど16色もあるのです。

 

 

 

この様に、色に関して

特別な意識を持っていた

日本人が見た虹は、確かに

7色に見えたのでしょう。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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