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急遽、京都出張です。その訳は?

ご紹介 2021年4月2日

Vol.1513

 

 

本日は、「急遽、京都出張です。その訳は?」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

貴女とお場所に合った最適和装をご提案!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

昨日、お宅にお邪魔した

お客様は、5月にお孫さんの

結婚式に参列されます。

 

 

 

 

 

 

その時の衣装のご相談の為に訪問、

茶道を長くお稽古されていましたし

お芝居もお好きで、御園座は

もちろん南座から歌舞伎座まで

今でもお出掛けされています。

 

 

 

 

 

 

ですので、和服全般の事や

東西の和装の違いもよく

ご存じでお好みもはっきり

されています。

 

 

お借りしました。

 

 

 

もう70歳後半ですが、車の

免許も更新されたそうです。

 

 

 

そこで本題、お孫さんの結婚式

には、無地の一つ紋付の着物に

唐織の袋帯でどうか?と。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

グリン系の無地一つ紋付きの

着物は、当店で春用に誂えて

いただいたもの。

 

 

 

 

それで良いのですが、紋が

刺繍の紋付となっていました。

 

 

 

 

ここで、お客様が渋いお顔で

刺繍の紋は、染抜き紋より

格が下がるよね!とご質問。

 

 

 

 

 

確かにその通りで、黒留袖や

色留袖、喪服と言った紋付の

着物は全て染抜き紋を入れます。

 

 

 

 

刺繍紋は、染抜きが出来ない

着物地やそんなに格式を

上げたくない時に入れる紋。

 

 

 

 

染抜き紋を入れると、格式が

上り、返って着難くなる場合も

あるのです。

 

 

 

そこで、お客様のこだわりが

頭をもたげ、新しく染抜き紋を

入れた無地の着物のご注文を

受けました。

 

 

 

 

幸い、お気に召す品物があり

それを京都で急いで紋を入れて

お仕立て上げる様手配します。

 

 

 

 

また、帯〆のご注文も承った

のですが、これが少し難しく

それを探しに今から緊急に

京都出張となりました。

 

 

 

細見美術館H.P.より

 

 

 

折角の出張ですので、一昨年秋に

急逝された江戸時代から続く

染工房の5代目、吉岡幸雄先生の

回顧展も鑑賞してきます。

 

 

 

それでは、行ってきます!

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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