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今週の江戸しぐさ「粋」(いき) 和装も「粋」に変化しています。

ご紹介 2020年11月4日

Vol.1364

 

本日は、「今週の江戸しぐさ「粋」(いき)

和装も「粋」に変化しています。

   

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

貴女とお場所に合った最適和装をご提案!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

   

ご訪問ありがとうございます。                                             

 

 

着物手帳、今週の江戸しぐさは

「粋」(いき)です。      

 

 

 

ウィキペディアより

「いき」は、江戸時代に生じ、

時代に従って変転した美意識(美的観念)で

遊興の場での心意気、身なりや

振る舞いが 洗練されていること。    

 

 

 

 

「時代に従って転換した美意識」

この言葉、非常に大事です。      

 

 

 

 

時代に従わない美意識とは

昔ながらの美意識をそのまま

踏襲している事。      

 

 

 

 

勿論、昔ながらを踏襲して

守り続ける事にも意義が あります。      

 

 

 

 

ですが、そこに新しいものを

取り入れる心意気が常にあれば

存在意義が生まれます。    

 

 

 

 

和装で言えば、着物の上に 羽織る、

コート、道中着、羽織などです。        

 

 

 

 

私が、呉服の勉強に行っていた

昭和50年代(古ーい)。      

 

 

お借りしました。

 

 

 

大島紬には、必ず絞りの羽織を

勧めていました。      

 

 

 

 

それもお嫁入り道具の一つ

として必ずお勧めしていて

8割がたはお求めになりました。      

 

 

 

時代と共にお嫁入り道具の

考え方が変わり今、和装をお持ちに

なる方は殆どおられません。      

 

 

 

それは、仕方ありませんが

ここでは、羽織る物の寸法を

取り上げます。    

 

 

お借りしました。

 

 

 

今、羽織る物を新調される方は

9割がた道中着を作られます。    

 

 

 

その道中着の身丈が以前とは

比べようがない程、違いが あるのです。    

 

お借りしました。

 

 

20年ほど前では、羽織る物 特に

コートや道中着は 膝上位の身丈でした。      

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

それが年々長くなり、現在では

膝とくるぶしとの中間位を

ご要望のお客様もおられます。    

 

 

 

不思議なものでその丈に

目が慣れてしまうと以前の

膝上が短く感じてしまいます。      

 

 

 

これ、コートや羽織の身丈も

同様なのです。

 

 

 

 

これ、

「時代に従って転換した美意識」

です。

 

 

 

 

こんな風に羽織物の丈の長さを

「粋」と捉えるのは、無理が

あるでしょうか?

 

 

 

 

って、そんな事を言ってることが

「無粋」なのかも?

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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