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強烈な印象「パンちら」と「レナウン」のCM、その「レナウン」の破綻に思う。

ブログ 2020年5月17日

Vol.1189

 

 

 

本日は、「強烈な印象「パンちら」と

「レナウン」のCM、その「レナウン」の破綻に思う。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

 

最適な和装で笑顔あふれるご提案!

貴方の和装・お助けマン

山脇寿人です。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

小学生の頃、テレビのCMで

一番記憶しているのは、

小川ローザさんの物。

 

 

 

 

 

ヘルメットをかぶって

サーキットに立っていると

そこを車が猛スピードで

駆け抜ける。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

ローザさんのミニスカートが

めくれ上がると同時に

「oh!モーレツ」と言う。

 

 

 

当然、下着が丸見えとなる

当時としては斬新なCM

眼がくぎ付けになりました。

 

 

 

これが、丸善石油(現コスモ石油)の

ハイオクガソリンのCMだったとは

調べて分かりました。

 

 

 

そしてその頃「ワンサカムスメ」で

一世を風靡していたのが「レナウン」。

 

 

 

 

 

兎に角、都会的、アメリカンを

全面に押し出したCMでした。

 

 

必ず、外人の若い娘さんが

数人、出演踊りながら

「ドライブウエイ春がくりゃ」

「プールサイドに夏がくりゃ」と

歌うのです。

 

 

60年~80年代、絶好調の

「レナウン」が、このコロナ禍で

破綻して民事再生法の手続きに

入りました。

 

 

 

この事に付いて、ブログ仲間

リーガル岡崎店の尾崎さんは

ブログでこんな事を書いています。

 

 

 

耐久性とかきめの細かさとか素材とか

気にせずに とにかく安く作ればOK

 

気がついたらまともなモノづくりを

する企業は 消えていたなんてことは

あちこちの業界で聞きます。

 

 

そして後から そのクオリティのものを

欲しいと思っても もう作れる会社がない。

 

 

この様に言っておられます。

尾崎さんのブログ全体はこちらを

 

 

 

 

これ、呉服業界でも言える事。

近年、高額品の荷動きが悪い様です。

 

 

 

でも、高額品は、それなりの

行程をたどっているから

その値段になるのです。

(各工程で暴利を貪らなければ)

 

 

 

機械物のブランド、時計などは

それなりのクオリティーで

作られているのでその値段となります。

 

 

 

コピー品が安いのは、素材や工程

手間のクオリティーを下げるから

値段が安いのです。

 

 

 

もしコピー品がブランドと同じ

素材や工程、品質を維持すれば

そのブランドと同価格帯になってしまいます。

 

 

画像はイメージです。

 

 

呉服業界ですと、安価な品物を

供給する為にインクジェット方式

ばかりの物創りでは、逸品物は

残っていけません。

 

 

 

ま、そこに需要が無ければ

仕方ない事ですが需要は

あるのに品物が作れない

と言う事は避けなければなりません。

 

 

 

 

需要と供給、このバランスが

取りずらいのが呉服業界です。

明日は、その業界の事を

もう少し深堀したいと思います。

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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