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譲られた年代物の黒留袖,最善の加工で蘇りました。

ご紹介 2020年2月21日

Vol.1,104

 

 

 

本日は、「譲られた年代物の黒留袖

最善の加工で蘇りました。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

 

 

最適な和装で笑顔あふれるご提案!

貴方の和装・お助けマン

山脇寿人です。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

着物手帳の江戸しぐさに

「見越しのしぐさ」が

載っていました。

 

 

 

「見越しのしぐさ」とは

アンテナを立てて一目先を

考える。江戸商人は、

最低、先盆、つまり1年先までの

見通しを立てなければ、

商売をする資格がないと

言われた様です。

 

 

 

これは、商売人に限った

事ではありません。

 

 

 

不祝儀などは、突然に

起こる事がありますが

祝儀事は前もって日程などの

お知らせがあります。

 

 

その祝儀事に合わせて

色々準備をしてゆきます。

 

 

 

そんな祝儀事、娘さんの

結婚式をこの秋に控えた

お客様が譲られた留袖を

お持ちになられ仕立て替えを

依頼されました。

 

 

 

出来上がってから随分

年数が経過している黒留袖。

 

 

 

 

 

 

柄行は素晴らしく加工技術も

一級品ですのでどちらに

お召しになられても

恥ずかしくない黒留袖です。

 

 

 

 

ですが、古い物ですので

反物自体の幅が狭く裄丈が

今のお客様の寸法に

出来上がりません。

 

 

 

それは、掛け衿を袖に

縫い足すことで解決しました。

その時の記事は、こちらを

 

 

 

 

ですが、掛け衿とお袖の退色

加減が違い、継いだ掛け衿と

お袖の色が合わず色掛を

する事に成りました。

 

 

 

そして出来上がりがこの状態です。

 

 

 

 

before                                                                       after

 

 

画像では、変わり映えして

ない様に見えますが、

目視では随分良くなりました。

 

 

 

お客様のご予算範囲で

当店が出来る最大限の事は

全て行いました。

 

 

 

お客様もきっと喜んで

いただけると確信しています。

 

 

 

この様にお手持ちの和服で

お困りの事がありましたら

お気軽にご相談承ります。

 

 

 

電話0564‐22‐3259

メールkimono@ichikoshi.com

までどうぞ。

 

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

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