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貰われた男物大島紬。当店の提案と裏地との出会い。

ご紹介 2020年1月28日

Vol.1076

 

 

 

本日は、「貰われた男物大島紬。

当店の提案と裏地との出会い。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

 

 

最適な和装で笑顔あふれるご提案!

貴方の和装・お助けマン

山脇寿人です。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

昨日のブログでは、男物大島紬を

お友達より貰われた

お客様よりのご相談を

承った事をお伝えしました。

 

 

 

男物大島紬は、一般的に

亀甲を全面に織りだすので

遠目には無地に見えます。

 

 

 

 

これを女性が着物でお召しに

なる事もありますが

相当な着物上級者です。

 

 

 

 

当店で35年ほど前、

男物の本場大島紬一疋(いっぴき)を

着物通の2人の女性のお客様に

半分づつお求めいただいた事が

あります。その時一回だけです。

(1疋は、着物2枚分の長さがあります)

 

 

 

 

今回は、それほど着物をお召しに

なられる方ではないので、

着物にお仕立てするのはやめて

道中着コートにする事を

お勧めしました。

 

 

 

 

遠目では、無地に見えるので

どんな着物をお召しに

なられても柄が被る事は

ありません。

 

 

 

ですので、着物の色さえ

合っていれば良いので

重宝する道中着となります。

 

 

 

また、大島紬は打ち込みが

しっかりしていますので

防風性に優れています。

 

 

 

 

何と言っても軽くて

着やすい道中着が出来ます。

 

 

 

 

ですが、無地に見えますし

道中着は室内で脱ぎますので

肩裏に凝った物をお勧めしたい

と思いました。

 

 

 

 

ですが、中々適当な肩裏が

見つかりません。

 

 

 

その時、男物着物では、

長襦袢と肩裏を同柄に

する事もあり長襦袢も

探してみる事にしました。

 

 

 

 

そうしたら、ありました

ありました。肩裏として

お勧めできる長襦袢が。

 

 

そしてこれをお客様に

お見せした所、この柄が

一瞬でお気に召しました。

 

 

 

 

それがこの柄。

濃いグレー地に赤色で

柄出ししてあります。

 

 

 

萩や波、うさぎにススキを

地色と赤色の2色染。

 

 

 

柄の大きさも適度で

こんな裏地を付けた

道中着は、すぐ脱いで

羽裏を見せびらかしたい

気分となります。

 

 

 

良い肩裏が見つかり

提案した当店もホッと

しました。

 

 

 

 

 

そして、とてもとても

お仕立て上がりが楽しみです。

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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