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「着物の普段着って何ですか?」

ご紹介 2019年11月27日

Vol.1015

 

 

本日は、「着物の普段着って何ですか?」です。

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

 

着物を装い素敵になり、

ほめられて笑顔になる、

笑顔作りアドバイザーの

山脇寿人です。

 

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

先日、お客様より

「着物の普段着って何ですか?」

ご質問いただいたお答えを。

 

 

 

普段着でも、お召しになる

お場所で着物が変わります。

 

 

 

スーパーへのお買い物や

食事の支度、お洗濯など

本当に日常にお召しに

なるなら綿素材の着物。

 

 

 

片貝木綿・遠州木綿・松坂木綿

古渡もめんと各地方にある綿素材。

 

 

 

 

 

 

元々、綿素材は各農家さんなどが

ご自分たちで着る為に織っていた生地。

 

 

 

それを、売る事で現金収入を

得ていた歴史があります。

 

 

 

ですので、柄付けが割と簡単な

縞や格子柄が多く、虫除けになる

紺色が多かった様です。

 

 

 

この木綿素材の着物に

木綿の半幅帯をすれば

日常着となります。

 

 

お借りしました。

 

帯をザックリした袋名古屋帯で

お太鼓結びにすれば観劇やランチなど

お出掛けにもお使いいただけます。

 

 

 

ザックリした袋名古屋帯

 

縞や格子、小紋の柄付けの

化繊素材も日常着として

良いでしょう。

 

 

正絹の紬なども普段着として

お召いただけます。

 

 

 

置賜紬や郡上紬、十日町紬などなど

各地方で織られている紬。

 

 

帯は、半幅帯なら日常に

袋名古屋帯かおしゃれな

染名古屋帯などはお出掛けに。

 

朱里織半幅帯

 

 

紬でも文化財の本場結城紬や

大島紬などは柄いきにも依りますが

高額になり、よそ行き感が出ます。

 

 

文化財・本場結城紬

 

 

 

幾ら高額な紬でも、紬は紬

フォーマルなお場所には

お召いただけません。

 

 

 

お召し系の素材も普段着に

なりますが、織り方と柄ゆき、

合わせる帯によって変わります。

 

 

小紋などの染物も普段着と

なりますが、こちらも

柄ゆきと帯で変わります。

 

 

 

 

こうして改めて、

「着物の普段着って何ですか?」と

ご質問を考えてみましたが

お召しになる方の感性などで

変わります。

 

 

難しく考えずに、お召いただければ

と思います。

 

 

 

 

お困りの時は、お気軽にご相談

くださいませ。

 

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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