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胴裏にほし(シミ)で出ている場合。

きものクリニック 2018年4月8日

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

着物を着て綺麗になり、ほめられて自然と笑顔になる、

人作りアドバイザーの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。

本日は、胴裏にほし(シミ)で出ている場合。です。

 

岡山のお客様よりのご依頼で、寸法直しと紋入れのきものをお預かりしました。

寸法直しと紋入れは、通常の加工で対応させていただきます。

ですが、胴裏にホシ(シミ)がありましたのでお仕立ての時には、新しい胴裏を使用します。

 

ほしの出た胴裏は、斑点のような黄変が所々発生している状態です。

明らかにシミのような状態で、斑点のように胴裏にシミが発生している場合、

元々の原因は、カビである可能性が非常に高いです。

おそらく、カビの発生直後は目に見えない状態だったのですが、

時間の経過と共に、カビのシミが変化して生地を黄変させたと考えられます。

 

このような場合、カビの菌がまだ潜んでいる可能性もありますし、

さらなる時間の経過と共に表地への悪影響も懸念されますので、

胴裏を新しい物に取り替える方が良いと思います。

 

ですので、今回は洗い張り後紋入れをして、新しい胴裏でお仕立します。

この様にきもの事でお困りでしたらご予約後お出掛け下さいませ。

でんわ0564-22-3259です。

 

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