本場結城紬160亀甲をご紹介させて下さい!
ご紹介 2017年8月23日

呉服のいちこしの山脇寿人です。ご訪問ありがとうございます。
本日は、本場結城紬160亀甲をご紹介させて下さい!です。
本場結城紬の一番の特徴は、真綿から手でつむぎだす糸にあります。
真綿は、蚕の繭を煮て柔らかくして広げたもので、やわらかく、空気をたくさん含むために
温かく、とても心地良く優しい素材です。この真綿から人の手で糸をつむぎ出すことで、
素材の良さを損なわない、最上質の糸ができあがります。
日本全国に数ある紬の中でも、縦糸・横糸の両方に手つむぎ糸を使うのは
本場結城紬だけです。これが、本場結城紬が最高峰の絹織物とされる由縁です。
以上奥順株式会社H.P.より。
本場結城紬は、亀甲を織りながら柄を表現していきます。
反物の幅は決まっていますので、その横幅に80個亀甲を並べて柄を作るのか
100個亀甲を並べて作るのかは、当然100個亀甲を並べて柄を作る方が手間が掛ります。
又お値段は、柄いきでは決まりません。出来上がるまでの工程の手間でお値段が大体決まります。
ですので、80細工亀甲ならこれ位100細工亀甲ならこれ位と、ある程度は分かります。
最盛期は、30000反以上生産されていましたが、現在は2000反に激減しています。
画像の本場結城紬は、男物の160亀甲です。
現在、日本に4反しか存在しない内の2反が当店にあります。
今後生産される可能性が、低いので大変貴重な反物です。
ご興味ある方は、お早めにお越し下さいませ。